ルネサス エレクトロニクスの新製品『R-Car W2R』

2015年10月23日 Leave a comment

スマートフォンは、電話やメール以外にもさまざまなことに活用できます。ワード・エクセルや万歩計、車のナビなど…携帯電話の時代では考えられなかったと思います。9月29日にルネサス エレクトロニクスが発表した『R-Car W2R』もまた然り。この新製品は、なんとVehicle-to-Pedestrian(自動車と歩行者の間の通信)を可能にしたものなんですよ!そんなことできるの?と思いますが…スマートフォンを所持している歩行者が横断歩道を渡ろうとすると、Wi-Fi経由で信号機に信号が送信されるそう。それを受けた信号機は、横断歩道に近づいてくる自動車に対して「歩行者がいるよ」と無線信号(IEEE 802.11pに準拠した5.9GHz帯)を送るというわけ。信号を受け取った自動車の運転手は、気を付けますよね。ちなみに信号機から約七百メートル離れた自動車にも信号を送れるみたいです。ギリギリだと慌てますもんね。この『R-Car W2R』は、10月12日から15日にカリフォルニア州オレンジカウンティで開催した同社のプライベートイベント『Renesas DevCon 2015』でデモが披露されていました。『R-Car W2R』は注目の的だったそうですよ。スマートフォンを交通安全にも活用できるって素晴らしいと思います!

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