任天堂とミクシィ、「稼ぎ方」の決定的な差

今年3月の発売以降、大ブームを巻き起こしている「ニンテンドースイッチ」です。7月に発表された任天堂の2017年度第1四半期決算から、スイッチの収益貢献が始まっています。同期の売上高は1540億円と前年同期比で148%の大幅増。営業利益は162億円と、51億円の赤字だった前年同期から黒字転換を果たしたのです。すでにスイッチ効果で任天堂の業績が急浮上していることがわかります。ただし、よくよく見ると、任天堂の営業利益率は約10%。同じゲーム業界で、日本最大のスマートフォンゲーム「モンスターストライク」などを手掛けるミクシィの営業利益率40%と比べると、大きく見劣りするのです。それはなぜか――。任天堂は、ハードとゲームソフト(ソフト)の両方を販売しています。一般的に、ハード販売の際、可能なかぎり安価で売ってユーザー数を増やし、ソフトの売り上げ増につなげようとするのです。スイッチの場合も同様で、そのぶんハードの製造原価がかさみ、利益を下押ししてしまうのです。それでもハードされ売れてしまえば後でいくらでもソフトで稼ぐことができるという仕組みですね。

リアル脱出10周年、京都で鉄博とコラボ

リアル脱出ゲームを手がける「SCRAP」は、「JR西日本」「京都鉄道博物館」「京都駅ビル開発」と共催で、京都を舞台にした回遊型のリアル脱出ゲーム『ナゾトキ街歩きゲーム』の新作「京都鉄道ミステリー」を9月28日から開催します。2007年7月に、当時会社があった京都で第一弾がおこなわれたリアル脱出ゲームです。京都が舞台というのがかなり曰くありげだったのですね。今年は10周年ということで、誕生の地である京都の「京都鉄道博物館」を舞台に開催されることとなりました。館内に仕掛けられた謎や暗号を解き、そして、京都の街へ。最後の答えに辿り着ければクリアで、ゲームを楽しむためにはスマホなどインターネットに接続できる環境が必要となるという(通信費は各自負担)ことです。期間は来年1月8日まで。参加料金は前売り2500円、当日2700円(京都鉄道博物館入館券付き)となっています。9月1日よりJR西日本「みどりの窓口」などで発売されます。

AIで脳トレ 50代女性に人気の「脳にいいアプリ」で効率よく

しっかり動かしているつもりでも、年齢などと共に脳の働きは鈍くなってくることが多いものです。身体と同じように、毎日のトレーニングが大切だと言えます。株式会社ベスプラは、脳科学の観点から脳の健康を維持するサービス「脳にいいアプリ」に「脳の健康維持AI」を搭載しました。「AI」がその人の脳に最適な活動を促し、認知機能を効率よく高める働きをします。脳にいいアプリでは、「運動・食事・脳トレ」を管理できます。今回追加された脳の健康維持AIは、1万人以上のアプリユーザのデータを元に開発し、その人に必要な活動を推奨。脳トレプログラムを自動的に選別することで、認知機能の弱い部分を強化できます。また、その人の年代や性別等を考えた、生活習慣病や睡眠、腰痛等に効く健康アドバイスもできるということです。なお、2017年6月現在、約15,000人いるアプリユーザーの2割が50代の女性とのことです。今後はさらにAIを強化し、認知症リスクを事前感知したり、本人および家族へ通知したりできるにする予定とのことです。

HIKAKINがリアルゲームイベント登場 対戦後に明かした前夜の食事「秘話」

小、中学生を中心に大人気のユーチューバー、HIKAKIN(ヒカキン)さんが、2017年8月27日、スマートフォン(スマホ)向けゲーム「逆転オセロニア」のリアルイベント「オセロニアンの祭」に出演しました。「オセロニアンの祭」は、東京都千代田区の「秋葉原UDX」にあるアキバ・スクエアで開催された。HIKAKINさんのほか、お笑い芸人のなすなかにしさんなども出演し、「逆転オセロニア」に関するクイズや公開対決のコーナーで会場を盛り上げたのです。「逆転オセロニア」は、オセロのルールに基づいたスマホゲームだ。オセロの石から召喚される「魔」「神」「竜」の3つの属性のキャラクターが持つ特性を利用し、ひっくり返した石の数などに応じて相手にダメージを与えられます。プレーヤーの持つポイントを削りあい、相手がゼロになれば勝利になるというものです。イベントのなかでは、「逆転オセロニア」の公開対決を行うコーナー(全3戦)があり、HIKAKINさんは第1戦に登場しました。