3700億円の個人向け社債発行へ、4月以降で国内最大

2015年11月22日 Leave a comment

ソフトバンクは今月末、3700億円規模の個人向け社債を発行します。償還期日は2022年12月9日の7年債ということです。国内社債としては、4月以降で最大規模の発行額となります。発行登録書によると、表面利率の仮条件は1.75~2.35%。26日に条件決定する予定となっています。引き受け主幹事はみずほ証券やSMBC日興証券、大和証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券など。ブルームバーグの集計データによると、買収した米スプリントを含めてソフトバンクグループの起債額は今年、既に100億ドル(約1兆2300億円)を上回っているということです。ブルームバーグ・データによると、9月末のソフトバンクの純債務は9兆6836億円と3月末の8兆3486億円を上回っています。ムーディーズ・インベスターズ・サービスは9月、スプリントの格付けをB3(投機的格付けの下から6番目)へ2段階格下げした。
普通の会社の社債は定期預金と変わらないくらいの利回りなのに、ソフトバンクの社債は毎回2%以上の利回りとなっているところに懸念が各方面から上がっているのも頷ける状況となっているのです。「そんな金利を支払わないと、ファイナンスが出来ないということか?」「個人の住宅ローンよりも高い金利で金を借りるソフトバンク」ということですね。

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